「管理職教育・育成のエキスパート」

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 テーマ43 管理職者として、本来・今・改善すべき業務、
       挑戦すべき業務をどのように設定するか

■まず、管理職者としての本来の仕事、役割をきちんと認識する

担当部署のPDCA推進、部下の指導・育成において
「本来、今、自分が行うべきことを考えて考えて考え抜き、
自ら目標を設定し、成果を上げ続ける」
これが管理職者に与えられた仕事・役割となります。

「自ら、何を、自分で考えて実行し、どれだけの成果を上げたか」が、
管理職者の実績であり実力となります。
「自分で行うべきことを考える」というのは、言い換えますと、
「自分で問題をつくり、自分で答えをつくりだす、無から有をつくる」
ということです。

職場の実務の中で、「自分で問題をつくり、自分で答えをつくりだす」
ためには、担当部署のPDCA推進、部下の指導・育成の中で、
考えて考えて考え抜き、本来、今、自分が行うべきことの目標と
それによって獲得すべき成果を明確に設定することが必要です。

管理職者として、本来、今、自分が行うべきことの目標、
それによって獲得すべき成果を明確に設定し、
具体的な計画に落とし込み、進捗管理を徹底し、実践することにより、

 “現状を変えていく”

ことが管理職者には求められます。

■目標は、必要な正しい手順を踏んで、検討し、設定する

目標は、ただ、やみくもに考えても、
今後の部署の発展のために本当に必要とされる
適確な目標を設定することは難しくなります。

必要な手順を踏んで、検討し設定することが重要です。

まず、担当部署の現状を把握することが必要です。
下記のような視点から
現在の自部署の良い点・強み、課題点・弱みを網羅的に把握します。

@業務に関する新技術や新しい知識取得への取組み状況。
A業務に関する資格取得への取組み状況。
B新技術開発への取組み状況。
C新商品開発への取組み状況。
D担当部署のPDCA推進上の課題への取組み状況。
E部下育成上の課題への取組み状況。
Fその他。

管理職者として、無から有をつくり、
部署を発展させていくためには、
現在の世の中の変化も踏まえて考えることが必要です。

特に、日々進展が著しい、
新技術や新商品への対応を適確に行うことが必要です。

管理職者は、自分が担当する業務に関する技術や知識において、
専門家として、最新、最高のスキルを身につけておくことが望まれます。

また、担当部署のPDCA推進や部下育成において
現在、壁になっていることは何なのかを把握し、
対応していくことも必要となります。

■優先順位を決めて、目標を設定する

自部署の良い点・強み、課題点・弱みを踏まえて、
良い点・強みはさらに伸ばす、課題点・弱みは、改善するなどの視点から、
今後、力を入れるべき事項の一覧を設定します。

なんでもかんでもいっぺんに行うことは、不可能ですので、
優先順位を決めて目標を設定することが必要となります。

部署として、本来・今・改善すべき業務、
挑戦すべき業務の設定にあたっては、上記で抽出しました、
今後、力を入れるべき事項として設定した項目の中で、
下記の3項目を踏まえて、今後6ヶ月から1年ぐらいの期間で、
今、何が重要なのかの優先順位の判断を行い、設定を行います。

@課題点・弱みはあえて、そのままにしておき、
 自チームの良い点・強みをさらに伸ばす。
A自部署の良い点・強みをさらに伸ばすことよりも、
 課題点・弱みを克服する。
B自部署の良い点・強みをさらに伸ばすと同時に、
 課題点・弱みも克服する。

■目標設定にあたっては獲得すべき成果を明確にする

目標設定の際には、その目標の達成により、
下記のように売上や利益がアップするのか、
不良率や不具合件数が減少するなど
品質が間違いなく向上するのか、
部下の言動が変化するのかなど、

本来獲得すべき成果を得ることができるのかを
よく検討してイメージし、確信できるまで考えることが必要です。

 “直接、間接的に経済的成果を上げる”

ことができるかの視点を持つことが
管理職者としては絶対的に重要です。

・売上、利益のアップなど、どのような業績を得ることができるか。
・不良率や不具合件数の減少など品質の向上を図ることができるか。
・原材料費や工数削減などの原価低減を図ることができるか。
・職場内の業務内容がどのように変わるか。
・職場内の部下の行動、発言がどのように変わるか。
・その他。

思ったとおりの成果が確信できない場合は、目標の見直しが必要となります。

この作業の繰り返しが、考えて、考えて、考え抜くということであり、
この繰り返しの作業により、考えが深まり、
精度の高い目標と目標達成のための行動計画ができます。

獲得すべき成果が明確にイメージできると、
自分の行うことの正当性が確信できるとともに、
自信を持って取組むことができ、
自分自身の動機付けともなります。

管理職者は、目標設定の際には、
本来獲得すべき成果は何なのかを充分認識することが必要です。

■実践することが重要

本田技研工業(ホンダ)創業者・本田宗一郎氏の名言に
「やってみもせんで、何がわかる」という言葉があります。

どんなに素晴らしい目標を設定しても、実践しないと、
何も生まれず、何も変わりません。

ほんの小さなことでも実践することが重要です。

獲得すべき成果を得るための毎月や毎週、毎日の行動計画を
明確にスケジューリングし、スケジュールに沿って実践することが必要です。

スケジューリングした行動計画一つひとつの達成が獲得成果となります。